2015年10月9日
五十嵐としゆきさん。通称としさん。
2014年3月〜5月までストーリーシェアで留学。
その後セブへ渡り、本格的にテニスを学びながら、フィリピンの大学にも通う。
約1年間をフィリピンで過ごし、2015年にはフィリピンで起業。
とっても濃い1年を過ごされたとしさんに、ストーリーをシェアしていただきました。
第2回目となる今回は、フィリピンでの起業について聞いてみました。
ランドリーショップをフィリピンで立ち上げられたんですよね?
そうですね。ランドリーショップをやってます。
3月…そうですね、ちょうどストーリーシェアに行った初めの日からちょうど1年後かな?
5月にバギオからセブ島に行って、(翌年)3月に1店舗目、5月に2店舗目をオープンして、今もう3店舗目を出そうかなっていう話をしてて。
そうゆう(日本人からの)視点でフィリピンを見てると、結構ビジネスチャンスっていうか、日本人からすると「この辺ぜんぜんできてないやん」っていうような、「日本やったらこうなのに、フィリピンはまだこうなんや」っていうような。
なんか未来から過去に戻ってるような感覚があって。
だからフィリピンでは、「ここはこうなっていくんやろうな」っていうような。
例えばフィリピンのセブ島だったらセブンイレブンがめっちゃいっぱいできてるんやけど、日本やったらコンビニエンスストアなんてその辺に、郵便ポストより多いみたいな感じで言われてるけど、フィリピンは去年(2014年)初めて1店舗目ができたらしくて、今はもうボンボンできてる。
これから先の発展の仕方が多少見える、見えるっていうわけでもないけど、ちょっと想像できるみたいな。
そうゆうのはやっぱりビジネスチャンス。
日本人であることのメリット
日本で働いたお金を使ってフィリピンで従業員を雇って、っていうことができるんでね。
日本人が1時間働く時給と、フィリピン人の日給がほとんど一緒なんよ。
だから僕が日本で働いた給料で、赤字だった時でも、家賃とか、従業員の給料とか、全部まかなえるやろうなっていうアタマがあって、最初の1ヶ月2ヶ月は赤字もあるだろうけど、それを越えてしまえばもう、あとは上手いことやっていけるんちがうかなっていうことがあったから。
その辺の貨幣価値的には日本人に生まれてよかったなと思う。
逆はありえないからね。
これからの展望は。
フィリピンのビジネスをもっとね。
ランドリーもいいけど、要はビジネスオーナーになりたいんよね。
今は理学療法士で働いてるけど、「働く」ということを、ぶっちゃけもうしたくないんよね。
マレーシアで出会った日本人の人がいて、同じ理学療法士の人で、その人はもう40歳。
理学療法士はすでに辞めていて、日本で不動産賃貸をやって、その収入で世界を周ってる。
その人が僕の中で大きい存在で、メンターみたいな人なんやけど。
そうゆうことができるようになりたい。
その人は35歳の時に、そうゆう風になりたいと思って、42歳の時には本当にそうなってた。
僕はその人みたいになれたらなあって思ってるなあ。
40歳までにそうゆう風になりたいと思う。
フィリピン起業のいいところ
一番最初に、1店舗目を出すときは、やる前日までやめとこかなと思ってたんやんか。
だってやっぱり怖いやん。失敗したらお金なくなるんやから。
だけどやっぱり考えてみたら、日本でビジネスやると本当にお金がいると思うんよ。
で、フィリピンやったら入ってくるお金も少ないけど、リスクも少ない。
初めの出資の金額も少ないから、結構いろんな経験ができるんよね。
従業員とうまいことやれなかったりとか、お金の会計とか、ミスとかいろんな経験ができてる。
小さい金額でそうゆうことが勉強できてるのはよかったと思う。
初めは迷ったけどね、イギリスとか、オーストラリアとか、カナダとか。
いろいろ迷ったけど、ビジネス的なところではフィリピンでよかったかなと思うね。
英語だけじゃなくてね。
テニスも上達したし、ビジネスの方にまさか自分がいくとは思わなかったけど、そうゆう経験もできて。
自分の考え方もフィリピンに行く前とあとではほんまに、違うよね。
日本を出る前と後って、人間こんなかわるもんか、っていうくらい。
価値観っていうか、本当に変わるなーって思って。
そうゆうのは思うね。本当に。
濃い1年になりましたね。
いやあ濃い1年だったね!ほんまに!
今はいろいろお金貯めたりとかしてるけど、やっぱああいう濃い1年ってなかなか過ごせるもんじゃないね。
ほんとに、一歩踏み出してみないとですね。
ほんまそうやで!
なんか一歩踏み出すときってすごい勇気いるけど、やってしまうと普通になるもんね、それが。
次のステージに上がるっちゅうか、ちょっと世界が変わるよね。
なんでもそうよね。
いやあ、いいことを思い出さしてくれたね、ほんまに…。
勇気を持って一歩踏み出すことから、いろんな人生に枝分かれしていくんですね。
フィリピンで滞在しながら英語を学ぶというのも、日本人にとってはまだまだ不安の多い選択肢かもしれません。
ストーリーシェアスタッフ講師一同、あなたの一歩をお待ちしております。
あなたの一歩を全力で応援いたします。
お問い合わせをおまちしております。
Interviewer: Shinnosuke Kano
フィリピンで約1年間インターンを経験し、2015年は2年目の休学に入ってニュージーランドに滞在中。
コーチング・NVCを学んでいます。
その人を振り返り、次の一歩の向く先を定めるようなインタビューを目指しています。
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